【怪しい女】友人のとんでも珍事件簿②

・些細なこと

友人が大学生だった頃、一人暮らしをしながら昼は学校、夜はバイトの生活を送っていました。

ある夜、バイト帰りにコンビニへ立ち寄ったときのこと。

夜食などを買って、さあ帰ろうと外へ出たその瞬間——コンビニのドアの前に、ギョッとするような光景が目に飛び込んできました。

女性が立っていたのですが、その姿があまりにも異様だったのです。

Tシャツ一枚だけで、下着を身につけている様子はなく、肌には傷跡や火傷の痕がいくつか見られました。

見た目は10代後半か、同年代くらいの、若い女性だったそうです。

心配になった友人は、なんとその女性を自宅に連れて帰ってしまいました。

……えっ、なんで!?
私ともう一人の友人は、その話を聞いて驚きと呆れが一緒に来ました。

彼女いわく、あまりにも可哀想に見えて、せめて下着だけでも譲ろうと思ったんだそうです。

ちなみにこの友人、当時は貧乏生活の中でも“なぜか下着にだけはお金をかけていた”という謎のこだわりがありました(笑)。

「安物しかあげられないけど…」と伝えると、女性は泣きながら「ありがとう」とついてきたそうです。

しかし、そこからが本当に怖かった。

部屋に入ると、その女性はキョロキョロと室内を物色し始め、ついには現金を要求。

お人好しすぎる友人は、なんと5,000円を手渡してしまいました。

「〇〇施設にいるから、絶対返す」と言い残し、出ていく間際に友人のサンダルを手に持ち、そのまま走って逃げたそうです。

……「なんで持ってくの!?」と、友人はひとりでツッコんだそうです。

思い出すたびに、謎しか残らない——

どちらも今となっては理解不能です。

お読みいただき、ありがとうございました。

このブログでは、40代からの心と体、気持ちの変化、日常の出来事、そして趣味について綴っています。

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