幼馴染の話を思い出しました。
かれこれ24年前のこと。
彼女は大学に通いながら一人暮らしで、昼は学校、夜はバイトと毎日ヘトヘト。
ある日、帰宅した途端に布団に倒れ込んだそうです。
鍵をかけていたのか、それとも空けていたのかも記憶にないくらい、へとへとだったとのこと。
そんな中、ふと気づくと玄関の方からガサガサと何かを引きずる音が……。
ぼんやりと暗闇を見ていると、棚にしまってあったお米が引きずられていくのが見えました。
貧乏生活でお米は命綱。
恐怖よりもまず「お米が無くなる!」という危機感が勝り、「どろぼー!コメドロボー!!」と必死に叫ぶと、泥棒もびっくりして急いで逃げていきました。
玄関にはお米が残されていて、無事にコメを死守した友人なのです。
当時は、コメを盗む人がいるなんて、とても信じられない話だと思っていました。
でも、この友人は本当に「なぜ?」と思うようなことがよく起こるんです。
また次回、お話します。

お読みいただき、ありがとうございました。
このブログでは、40代からの心と体、気持ちの変化、日常の出来事、そして趣味について綴っています。

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