【理不尽な現実】怒りをエネルギーに変えて進む一歩

・思ったこと

みなさんは、今の仕事に対してどのような思いをお持ちでしょうか。

理不尽だと感じたり、割に合わないと感じたり、さまざまな経験をされている方も多いと思います。

会社員の方や自営業の方など、立場によって感じ方は異なるかもしれませんが、もちろん仕事に満足しているという方もいらっしゃるでしょう。

実は先日、そんな仕事について、考えさせられる出来事がありました。

私は運送業のドライバーをしていますが、時々、別のドライバーの荷物を「積み置き」することがあります。

その日も「明日の配達分を積み込んでおいて」と指示があり、フォークリフトを借りて、パレットに梱包された荷物をコンテナへ積み込んでいました。

普段なら20パレット分積むところが、その日はたった6パレット。

「少なっ!」と思いつつも、慎重に作業して、ようやく積み込みが完了。

さあ出ようとしたその時、同僚から「全部おろして!」と。

「は?」と驚いて理由を聞くと――「少ないから、別の便で行くことになった」とのこと。

……マジかよ。(思わず心の中で呟きました)

この荷物を積むために、2時間近くも待ち、フォークリフトを借り、破損しないよう細心の注意を払って作業して……。

仕方がないとはいえ、時間は有限です。たとえ仕事でも、無駄なことはしたくありません。

やっと作業が終わったその瞬間に、「やっぱナシね」と言われたときの、あの怒りと虚しさ――。

あまりに理不尽すぎて、呆然とし、一瞬、言葉を失いました。

その日の帰り道、いろいろ考えました。これからのこと、転職のこと。

実を言うと、私はこの会社がとても好きなのです。

これまで本当にお世話になってきましたし、尊敬できる先輩や仲間もたくさんいます。

でもここ最近、人手不足もあり、理不尽なことや過酷な状況が重なる日々が続いていて、自分の体力も限界に近づいていると感じました。

会社のやり方や方針など、自分ではどうにもならないこともあります。

「好き」という気持ちだけでは、どうにもならないこともある。

そう思うと、正直、書きながら涙が出そうになります。

だからこそ、私自身が変わる必要がある。

このままではダメだと思い、「大型特殊免許」を取る決意をしました。

というのも、ここ最近、港の仕事に興味が湧いてきていたのです。

なかでも、ヘビーフォークリフトの魅力に完全に取り憑かれてしまいました。

港で働く知人に話を聞いてみたところ、港で働くには『大型特殊免許は必須』とのこと。

そこで、翌日の午前中に教習所へ連絡し、大型特殊免許の詳細を確認しました。


教習内容メモ:

  • 費用:95,050円(※保有免許によって異なるとのこと)
  • 必須講習時間:6時間
  • 1日に受けられる講習時間:2時間

なんと、最短で3日あれば講習を終えられるとのこと!
※予約がスムーズに取れれば、ですが……

費用は高額ですが、これは自己投資だと考えました。

「どうにかしないと」と思った今、踏み出さなければ何も始まらない――そう思っています。

今回の出来事を通じて、自分の働き方や価値観について改めて見つめ直すことができました。

そして、決めました。

44歳、中年ドライバー!
5月7日に教習所へ申し込みに行きます!

転職をするかどうかは、まだわかりません。
でも、このまま怒っているだけでは、何も変わらない。
怒りをエネルギーに変えて、前に進む一歩を踏み出す決意をしました。

お読みいただき、ありがとうございました。

このブログでは、40代からの心と体、気持ちの変化、日常の出来事、そして趣味について綴っています。

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