【40代!初めての大腸検査のリアル体験記】前日準備から当日の下剤・検査本番・結果と費用まで

『ココロとカラダのケア』

大腸検査を受けてきました。

40歳を過ぎたら、大腸検査が推奨されていますよね。

私自身、昨年「非浸潤がん」が見つかりました。

幸いにも早期発見で大事には至りませんでしたが、それをきっかけに、体のこと、検査の大切さ、そしてこれからの生き方について深く考えるようになりました。

さらに、祖父が大腸がんを患っていたこと、曾祖母が肝臓がんで亡くなっていることもあり、がんがどこか遠い話ではなく、自分にも関係あることだと強く感じています。

今年44歳になったのを機に、「今やっておこう」と思い、初めての大腸検査を決意。

3月に予約して、昨日検査を受けてきました。

まだ受けたことのない方には少しリアルに感じられるかもしれませんが、検査って実際どうなの?と思っている方の参考になればと思い、自分の記録としてここに残しておきます。

大腸検査前の流れ

大腸検査って、実は前日の朝からもう始まっているような感覚なんです。

私はてっきり「夜ご飯の時間と内容さえ守ればいい」と思っていたのですが、私が受けた病院では前日の朝から食事制限が必要でした。

※病院やクリニックによっては、前日の夕食からの制限だったり、指示が異なる場合もあるので、受ける際は必ず確認してくださいね。

大腸検査前食事リスト『検査前日の朝・昼・夜』

事前に食べていいものダメなものリストをもらったのですが、
それを見てみると――

  • おかゆ
  • 白米
  • たまご
  • 魚類(皮なし)
  • そうめん
  • 豆腐
  • 肉類
  • 素うどん
  • そば(具なし)
  • ポテト類
  • 食パン
  • 味噌汁(具なし)
  • スープ類(具なし)
  • 海藻類
  • きのこ類
  • 豆類
  • 葉野菜類(にら・ネギ・キャベツ等)
  • トマト
  • とうもろこし
  • 果物(キウイ・スイカ等)
  • ひじき
  • 雑穀米

正直、「ほとんど食べられないのかな」と思っていたので、意外とOKな食材が多くて驚きましたし、少しホッとしました。

また、希望があれば「検査食」も販売されているとのことでした。

自分で食事の管理が難しい方や、手軽に済ませたい方には便利な選択肢かもしれません。

私は検査食はさすがに購入しませんでしたが、リストを参考にしながら自分で消化の良いものを用意しました。

前日のルールについて、私が指示された内容のまとめ:

  • 夕食は20時までに済ませるのが原則。
  • 20時以降も水やお茶などの水分は摂ってもOK。

さらに、夜には以下の薬を内服するよう指示がありました:

  • 下剤(センノシド)
  • 吐き気止め(ドンペリドン)

薬を飲んでそのまま就寝しましたが、この時点では特にお腹の違和感などもなく、ふつうに眠れました。

検査当日:下剤(腸管洗浄剤)「サルプレップ」を飲み干す

いよいよここからが本番です。

サルプレップは、120mlを5分かけて飲み、その後、水を120mlずつ2回、同じように5分かけて飲みます。

私の病院では、この手順を1セットとして、医師の指示に従って繰り返していきます。

これが、なかなかつらい……。

サルプレップの味はなんとも言えず、苦いような、甘いような、不思議なまずさで、正直とても飲みづらいです。

私は冷やしておいたのでまだなんとか飲めましたが、常温だったら無理だったかもしれません。

朝6時45分にサルプレップを飲み始めて、すべて飲み終えたのは10時40分。

まさに、
**「サルプレップを飲み干すという戦い」と「トイレとの戦い」**でした。

2本目を飲み始めたあたりで急に吐き気がしてしまい、病院に連絡しました。

無理はせずに水だけ飲んで様子を見てください。落ち着いたら再開して大丈夫です。もし飲みきれなかったら、残りを持ってきてください

と丁寧に対応していただきました。

少し横になって休んでいるうちに吐き気もおさまり、なんとか再開。

トータルで約4時間近くかかってしまいましたが、無事にすべて飲みきることができました。

腹痛はなく、ただただ突然やってくるトイレの波にひたすら対応する時間…。
ほんとうに大変でしたが、なんとか準備完了です。

この時点でもう「大腸検査終わったんじゃない?」という気分でした。

でも、ここからが本番なんですよね。
すでにクタクタで、おしりもヒリヒリ…激痛レベルです。

検査当日:病院へ

「12時半には病院へ来てください」とのことだったので、時間に合わせて出発。

途中でどうしてもトイレに行きたくなり、コンビニに立ち寄ってトイレを借り、お水を購入して向かいました。

病院に到着し、13時半頃に問診がスタート。
その後、検査着に着替え、点滴が始まりました。

検査室へ案内されてからはあっという間で、医師が現れ、鎮痛剤を投与。

気がつくと眠ってしまっていた。

でも途中、激痛で目が覚めたんです。

まるでお腹の中をかき混ぜられているような感覚で、「これ夢?現実?起きてる?」という曖昧な意識の中、数分間その状態が続きました。

「終わりましたよ〜」という看護師さんの声で現実に戻され、そのままリクライニングチェアへ移動。
そこで1時間ほど横になり、仮眠をとって休みました。

検査結果:医師からの説明

検査後、医師からの説明がありました。

画像を見せてもらいながら「腸内もきれいで、特に問題は見つかりませんでした」と言われて、本当にホッとしました。

「次の検査は5年後で大丈夫ですね」とのこと。

もう…よかった~~~。心から安心しました。

ちなみに、ポリープなどが見つかった場合は、その場で切除などの処置が行われることもあり、追加費用がかかる可能性があると事前に説明されていました。

今回は幸い異常が見つからなかったので、検査費用は「5,040円」で済みました。

大腸検査:まとめ

前日からの食事制限に始まり、当日の準備、下剤との戦い、そして検査本番…。
体力的にも精神的にも本当にクタクタでした。

それでも、ちゃんと検査を受けて「問題なし」と結果を聞けたことで、安心できたのは本当に良かったと思います。

さらに「次の検査は5年後で大丈夫」と言われたことで、しばらくはその安心感に包まれて過ごせそうです。

画像を見せてもらいながら「きれいですよ」と言われたときは、心からホッとしました。
頑張ってよかった。大満足です。

…とはいえ、
できればもう二度とやりたくないのが本音ですが(笑)

お読みいただき、ありがとうございました。

このブログでは、40代からの心と体、気持ちの変化、日常の出来事、そして趣味について綴っています。

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