先日の記事にも少しだけ書きましたが、改めて完読したので感想をまとめます。
この書籍は、未亡人歴26年の著者が綴る、心地よいひとり暮らしと日常を楽しむためのエッセイです。
あくまでも私感ですが、読んで感じたのは、ブロガーのりっつんさんがとても前向きでポジティブな方だということ。
ネガティブな要素はまったく感じられず、読んでいて心が軽くなるようでした。
また、二人の息子さんとの距離感もとても心地よく、理想的な親子関係に思えました。
読んでいる中で、特に心に刺さった言葉をいくつか抜き出してご紹介します。
- どう死ぬかは選べないけれど、今をどんなふうに生きるのかは選べるはず
- どう生きるのかの判断基準が変わったというだけ
- 血縁という縁だけではなく、大事な縁がたくさんある
- 心が穏やかでいられるように、自分を計らってやること
『未亡人26年生が教える心地よいひとり暮らし』より

ふっと立ち止まって考えさせられるような、温かくも深い一文でした。
語り口がとても自然で、綴られた文章にも親しみやすさがありました。
まるで昔からの知り合いや友人のようで、読んでいるうちに「この人に一度会ってみたいな」と思えてくる、そんなエッセイでした。
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私も、自分を楽しませながら、機嫌よく齢を重ねていきたいものです。
この本は、お守りのようで、励まされているようでもあり、これからの生き方のお手本のような一冊になりました。
お読みいただき、ありがとうございました。
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